PART1─5人間て悲しいと思った。
どんなに思い悩んでいてもご飯が食べたくなる。
それもとびきり美味しいご飯が。
食べ物を目の前にすると、何もかもどうでもいいように思えた。
そして、お腹が満たされれば心も次第に温かくなった。
もしかしたら私も2番目なのかもしれない。
あいつを責められないのかもしれない。
結局は自分が可愛かっただけなのかも…。
そう思うと、何だか胸の奥のつっかえが取れたような気がした。
と同時に、バッグの中でブルッと振動するのが分かった。
蒼い月さんで配布されている100題の写真詩集です。
写真に自由に言葉を紡いでいくというものです。
何か感じたものがあれば、コメントお待ちしております。
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