何故その部屋にいたかは分からない。
そしてどういういきさつで二人が出会ったのかも知らない。
おまけに名前も憶えていない。
「早く上がっておいでよー」
シャワー?で汗を流す大好きな大好きな君。
私は早く会いたくて話したくてたまらない。
「もうっ!先に行ってるからねっ?」
少しでも構って欲しくてあの手この手で君を呼び寄せるが、反応無し。
すぐにでも一緒になりたくて仕方ない。
気持ちは焦るばかり…。
私は居間に移動し、ごろんと横になる。
そしてゆっくりと瞼を閉じてみる。
あれからすぐに上がったであろう、君。
タオルを肩にかけ、“こんなところに”と言わんばかりに寝ている私を見下ろす。
身体からはポカポカとした湯気。
大好きを前面に押し出す私。
気持ちは君に伝わっているだろう。
でも私は君の気持ちなんて知らない──。
多分好いてくれてる。
確かな証拠はないけれど、いつだって優しかったから。
君は私の隣に寝そべった。
私の後ろに君がいる。
私は完全には寝ていなかった。
どきどき。
胸が高鳴り、身体が熱くなる。
「オレな、今ダイエットしてるんだ」
?
君は私が寝ていると思ったのか、低い声で、返事も待たず、話し始めた。
(私でさえダイエットなんてしてないのに!ってか寧ろ私の方がダイエットをすべきだよね…)
「90kgから80kgまで落とした」
バレーボール選手(何故か全日本)の君は、選手としては普通の背格好だった。
背も高く、太っているわけではなかった。
「片想いしてるコの為に痩せるんだ」
!!??
─────!??
カタオモイシテルコ?
え?誰?
そんなん嫌だよー。
君が好きなコの話なんて聞きたくないよー。
ってとこで目覚ましが鳴り、目が覚めた。
君は杉良太郎さんの息子さんにそっくりな人だった。笑
君が片想いしてるコは、私。
ああー、いいなぁ。
夢の中の私はモテてて。笑
何だかステキな夢に今日一日を踊らされてた感じ。
カッコ良かったなぁ。
でも現実問題としてあんな人がいても両想いなんて有り得ないだろうwww
それぐらいレベルの高い男だった。
皆さんはどんな夢を見ましたか?
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でも、夢でもそんな夢が見れたらイイデスよね
私なんて私なんて・・会社の夢とか追い掛けられる夢とか・・夢なのに夢のない夢ばかりです